「サラーム」はアラビア語で「平和」を意味します。「アサラーム・アライクム」は「あなたに平和がありますように」という意味で、言葉自体に宗教的な意味合いはありませんが、この言葉自体がイスラムと非常に関係が深く、民族を問わずすべてのムスリムがこの言葉を使って挨拶をします。
「ナマステ」は「あなたの中の神に挨拶します」という意味だと思いますが、イスラム教徒は神と被造物は別の存在だと信じているので、これを言うことはできませんが、ヒンズー教徒と一部のシーク教徒はこれを使います。 しかし、ヒンズー教徒と一部のシーク教徒はこの言葉を使います。この言葉の使い方、意味合い、歴史についてはよく知りません。
「Sat Sri Akaal」は大まかに言うと「崇高な全能の神が究極の真理」、簡単に言うと「神が真理」ですが、多くのシーク教徒は、この言葉は戦争の叫びであり、もしイスラム教徒がお互いに挨拶するときに「アッラーフアクバル」と使うようなもので、使わないようになってきています。 これはアムリットを摂取したシーク教徒が使う純粋に宗教的な挨拶で、「カルサは神のもの、勝利は神のもの」というのがおおよその意味です。
この中で最も「世俗的」なフレーズは「アサラーム・アライクム」ですが、これはアラビア語のフレーズで、パンジャブ語のものではありません。パンジャブ語には、シク教以前に純粋にパンジャブ語として「こんにちは」を言う方法がありません。
唯一挨拶に近いのは「キダン」や「キ・ハール・ア・トゥハダ」で、これらは「お元気ですか」という意味ですが、見知らぬ人に話すと失礼にあたりますので、家族や友人としか使ってはいけません。