fenbendazole の粒剤を処理とコントロール計23名でテストした。 Toxocara canisとAncylostoma caninumに実験的に感染させた寄生虫を持たない妊娠中のビーグル牝犬を対象とした。 投与量は50 mg/kg体重とし,1日1回,ドッグフード缶詰で投与した。 妊娠40日目から2種類の治療法を実施した。 1つの治療法では、産後14日目まで毎日投与を続け、無投与の対照群から生まれた子犬と比較して、投薬された雌犬から生まれた子犬のアスカロイドは89%、鉤虫は99%減少した。 一方、分娩当日に投与を中止する方法では、アスカロイドおよび鉤虫の減少効果は低かった(それぞれ64%、88%の減少)。 治療群および対照群からそれぞれ3~5頭の雌犬を選び、さらなる治療や寄生虫感染への曝露を行わずに2産目を娩出させた。 フェンベンダゾールを投与した雌豚の第2産仔の鉤虫量は、対照群の第2産仔と比較して有意に低かった(P < 0.01; 85%減)。 その他の寄生虫量に有意差はなかった。 以上より,フェンベンダゾール粒剤は,妊娠後期1/3に投与した場合,特に妊娠40日目から産後14日までの投与(50 mg/kg/日)により,新生仔のAncylostoma caninumおよびToxocara canisの寄生量を低減する効果があることが明らかとなった.

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