気のせいではありませんよ。 このような場合、「ストレスの汗」の方が「運動の汗」よりも臭いがきついかもしれません。 Healthのメディカルエディターが、その理由について考察しています。
圧迫感や不安を感じているとき、自分が余計な悪臭を放っていることに気づく人もいますね。 少し背景を説明します。 発汗の目的は体温調節です。ストレスによる発汗では、アドレナリンなどのホルモンの変化により、体が闘争・逃走反応を起こし、過剰な発汗につながります。 しかし、汗腺は大きく分けて2種類あり、それぞれ出る汗の種類が違います。 運動をすると、体を冷やすために皮膚の表面に開いている全身のエクリン腺から、主に水と塩分からなる汗が出ます。 ストレスがたまると、毛根の多い部位にあるアポクリン腺から汗が出ます。 すべての汗は無臭ですが、脇の下や股間など毛根のある場所で出る汗は、毛根から出た汗が皮膚表面の細菌と結合することで悪臭を放ちます。 この汗には、細菌が好んで食べる脂肪やタンパク質も含まれています。
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そこで、普段からストレスをコントロールすることで、不安の大きい場面でも体臭を抑えることができます。 深呼吸をする、オフィスの静かな部屋で瞑想をする、など、大きなプレゼンの前などに使えるストレス対処法を用意しておくとよいでしょう。 血圧や心拍数を上昇させ、ストレス症状をさらに悪化させる可能性があります。
また、ストレスによる汗で台無しになるのが心配なら、脇が乾燥して毛穴への浸透がよくなる夜、臨床強度の制汗デオドラント(ドラッグストアで多くの選択肢があります。
Healthのメディカルエディター、Roshini Rajapaksa, MDは、ニューヨーク大学医学部の助教授です。
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